Z世代からの強い支持を集める、ファッション系フリマアプリ
Depopは、2011年にイギリスのロンドンで誕生したファッション系フリマアプリ。リリースしてヨーロッパやアメリカを中心にユーザーの人気を集め、2021年時点で150ヶ国以上約3000万人の登録ユーザーを集めている。DepopはZ世代と呼ばれる10代から20代前半の若者が好んで利用しており、ユーザーの90%は26歳以下だという。
サービスのUIはInstagramを彷彿とさせ、自分の出品した商品の写真をタイル状に並べたり、SNSのようにお互いの投稿にいいねをしたり、出品者をフォローできる。購入者と出品者がチャットでコミュニケーションする機能もあるなど、SNSとしての側面も強い。出品者は取引ごとに、売上金の10%を販売手数料としてDepopに支払う。
個性的な出品者たちはDepopでの出品を通じて、自らの世界観を表現しており、その世界観に惹かれた購入者たちが出品者をフォローする。多数のフォロワーを持つ出品者を中心に、いくつものコミュニティが形成されている点もDepopの特徴だ。
影響力を持つ出品者のなかには、年間で10万ドルを超える売上を立てる人もいる。DepopのCEOであるMaria Raga氏は、Z世代のユーザーから同サービスが支持される理由は、多くの若者が自宅から自らのファッションビジネスを始められる点にもあると言及している。
2021年には北米でハンドメイドECサイトを運営するEtsyがDepopを16億2500万ドルで買収した。このことからも、Depopの可能性に対する注目の高さが伺える。