つくり手の思いを消費者に伝えられる直営店の展開で売上拡大
株式会社中川政七商店は、1716年に創業された日本の老舗企業であり、奈良で手織りの麻布製品を中心に工芸品を販売してきた。現在では、伝統工芸を軸にした製造小売業を展開。手作りの美しさや職人技を守りつつ、現代の暮らしに合わせた製品開発を行い、約60店舗ある「中川政七商店」や「遊中川」といった自社ブランドの直営店を経営している。工芸業界が衰退傾向にあるなか、売上高をここ20年で4億円から70億円超えに伸ばした成長企業だ。
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