世界中の900万人のボランティアと視覚障害者をテクノロジーでつなげる
Be My Eyesは、視覚に障害のある人と、世界中の目が見えるボランティアをつなぐスマートフォンアプリとして2015年に登場した。アプリを通じて、視覚障害者がスマホのビデオ通話を使いながら「いま目の前で起きていること」をボランティアに伝え、その場で支援を受けられるという仕組みだ。例えば、郵便物の差出人や中身の確認、服の色合わせ、期限切れの食品チェックなど、日常生活のちょっとした困りごとを助けてもらうことができる。特徴的なのは、これが世界中どこでも無料で使えるという点で、アプリを開いて「助けてほしい」とボタンを押すだけで、すぐにどこかのボランティアが応答してくれるという、非常にシンプルかつ温かみのあるサービスになっており、150ヶ国以上で80万人以上の視覚障害者に利用されている。
残り1534文字
- この機能は
エキスパートプラン限定です エキスパートプランに登録するとBizgramにあるすべての解説を見たり、図解をダウンロードしたり、記事をプレゼントするなどの機能が利用できます!
エキスパートプランについて